切手のないラブレター コラム

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立ち食い蕎麦から立ち歩き蕎麦の時代へ

俺は横浜の片隅にすんでいるのだが、今日すごいものを見た。バイクに乗って逆側の歩道を歩いていた、着飾ったOLがすごい事をしていたのである。

 

 

ファーストフードの名文「早い安いうまい」があるが、この名文句にも時代背景がしっかりあるようでだ。「早い安いうまい」は牛丼の吉野家が出したキャッチコピーだが、出した当時の日本は忙しかったのである。

だから牛丼や立ち食い蕎麦といったB級グルメに、人々は何を求めてるかというとまず早さだったのだ。

ちなみに今のキャッチコピーは「うまい早い安い」で人々はうまさを求めている。日本はむかしに比べて忙しくはない。うまいものを時間がかかってもいいから食べたいようだ。

ちなみに安い、が一番に出てくる時代ではないのだ。てか今は安い上で勝負しているので、安いは最後だ。

 

 

しかし……冒頭の着飾ったOLは今日なんと「歩きながら」「コンビニの弁当」を食べていたのである。おにぎりではない、箸を使って弁当を食べていたのである。俺は卒倒しそうになった。

急いでる様子もなくゆっくりと歩いて、箸を使って食べていた。行儀悪いなんて次元じゃない。今後は安っぽく下品といわれていた、立ち食いそば屋がA級の時代になるのではないか?などと考え込んでしまった。