父親の死
一緒に住んでいたときも冷戦状態で口を全く聞いていなかった それが原因で家を出たのが四年前・・・
正直今はまだ実感がわかない これから実家に帰るがその時どう思うであろうか
実家といっても同じ神奈川県なのだが、今日はすごく遠く感じる
母はあちこち色々な用事で動きまわっている こういうときの女っていうのは本当に強いなと思う
俺は昨日病院にいかなかった 現実を受け入れたくなかったのかもしれない
しかし子供ではない 現実を受け入れなければならない
自分はやはり物書きの人間だと思う 今何も手がつかない状態だし、心ここにあらずの状態であるが書くことだけは出来る
やがて父親についてはじっくり書きたい これからが本当の意味で父親を愛し、そうして憎むのだろうから
しかし死んだ人っていうのはどうしていい人に見えてくるのだろう
実家で飼っていた子犬が死んだとき泣いたが、父親の死を聞いてもないていない、今の時点では 涙は早いうちに流したほうがいい 遅く流した涙は痛みが伴う